2024.1.28
イブー交流会Vol.1を町田パリオで開催いたしました(共催:人工聴覚情報学会)。
交流会では、難聴児を育てるお母さま、言語聴覚士、言語聴覚士を目指す方が集い、
ブレインストーミングや座談会で意見交換・情報共有を行いました。
目次 | |
【第1部】 10:30-12:00 | 難聴児を育てる私たちが理想の社会を考えるワークショップレポート |
【第2部】 13:30-14:30 | 難聴児を育てるお母さん座談会レポート |
【第3部】 15:30-17:00 | 小児向け言葉の専門家の役割を考えるワークショップレポート |
終了後 | 参加者の感想 |
【第1部】
難聴児を育てる私たちが理想の社会を考える
ワークショップレポート
内容
はじまりの挨拶 (でこ:発起人)
講演「障がい受容について」(misae:難聴児を育てる公認心理師)
ブレインストーミング「難聴児を育てるうえで理想の支援とは」(mai:研究者)
ブレインストーミングでは、
難聴児を育てるお母さまが「難聴児を育てるうえで理想の支援とは」というテーマで
アイディアを出し合いました。
参加者から出されたアイディアを、運営スタッフでカテゴリー分けをしました。
その結果、9つに分類しました。
カテゴリー分けされたアイディアを再度、参加者に眺めてもらい
共感するアイディアにシールを貼って、感想を伺いました。
話し合いの内容は動画にまとめましたので、ご覧ください。
今回、「難聴児を育てるうえで理想の支援とは」というテーマで
ブレインストーミングを行いました。
結論として、以下の3つの視点に立った支援が必要だと考えられました。
【第2部】
難聴児を育てるお母さん座談会レポート
難聴児を育てるお母さまや言語聴覚士、言語聴覚士を目指す方が一堂に会して、
これまでのご経験やお気持ちを話し合いました。
特に『新生児聴覚スクリーニングのレファーと伝えられたときのご経験やお気持ち』、
また、子どもが難聴と診断されると、母親は仕事と「療育」のダブルバインドに悩まされるのですが
そもそも『「療育」って何なんだろうか』というトピックについて
当事者と専門家とざっくばらんに議論し、話し合いを深めました。
【第3部】
理想の小児向け言葉の専門家の役割を考える
ワークショップレポート
内容
はじまりの挨拶 (でこ:発起人)
ブレインストーミング
ブレインストーミングでは、
言語聴覚士、言語聴覚士を目指す方、難聴児のお母さま、難聴当事者が
「理想の小児向け言葉の専門家とは」というテーマで、アイディアを出し合いました。
参加者から出されたアイディアを、運営スタッフでカテゴリー分けをしました。
その結果、4つに分類しました。
カテゴリー分けされたアイディアを再度、参加者に眺めてもらい
共感するアイディアにシールを貼って、感想を伺いました。
話し合いの内容は動画にまとめましたので、ご覧ください。
今回、「理想の小児向け言葉の専門家とは」というテーマで
ブレインストーミングを行いました。
結論として、以下の3つの役割を考えました。
参加者の感想
「普段、学校以外の難聴児お母さんや言語聴覚士さん等々、
お話をさせていただく機会がなかなかないので、
とても有意義な時間でした。」
「皆さんの気持ち、意見がわかりよかったです。
20年前から変わらないという親の悩み、
これから変わるといいなと思います。」
「同じ難聴児を持つ親御さんと関われる機会に参加できて感謝です。
悩んでいるのが自分だけではないというだけで心強いです。
座談会は楽しすぎてもっとたくさん話したかったです。」
「なかなか当事者で話す機会が限られていた中で
とても貴重な機会になりました。」
「初めてのことで緊張しましたが皆様にお会いできてよかったです。
また、母の会があれば参加したいです。」
「画期的で、いまの難聴のお子さんや養育者の方々に
必要な活動と思います。
ぜひ今後も楽しみにしております。」
次回イベント
2024年3月3日~4月28日まで開催される難聴万博で座談会等イベントを行う予定です。
詳細が決まり次第、随時更新いたします。
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